「……チェリー」
頭上から恐ろしく低い声が降ってきた。その声音があまりに威圧的で、カーペットのうえに向こうずねを張りつけたまま動けない。
明らかに不機嫌な王子を見上げる。するとプラムはどうしてかトラウザーズの前をひらいているところだった。
「あ、あの……? プラム様、なにをなさっているんですか」
「ほ・う・し。するって言った、今朝。忘れたとは言わせないぞ」
「えっと、それは夜に」
「だめだ。ほかの男におまえの大事な部分を見られた罰だ。いますぐやれ」
「だ、だって……! プラム様がこんなことさせるから……。あっ、だめ」
プラムは陰茎をさらしたまま、チェリーのドレスの前ボタンをプチプチと外していった。
真昼の執務室に乳房がおどり出る。丈の短いスカートもめくり上げられてしまった。
ふたりの秘所はすべてさらけ出されている。
(プラム様の……大きくなってる)
なぜ彼の一物はこんなにもふくらんでいるのだろう。
男性はコレを自分の意のままに大きくさせることができるのだろうかと疑問に思って、しかしそれを尋ねようとしたら、プラムは自身をつかんでチェリーの口の前に差し出した。
視線だけで抵抗を試みるが、プラムは態度を変えない。
早々にあきらめて、猛った肉塊を鎮めるべく手に取る。
指示をされなくても、チェリーは肉竿の扱いかたを心得ていた。そんなふうに彼に仕込まれた。
「ん、む……」
根もとに舌を這わせて蛇行させる。陰茎がぴくんと跳ねる。プラムの表情を確かめる。
(よかった、気持ちよくなってるみたい)
先端を舐めまわしたあと、思い切り口に含んだ。
「っ、ぅ」
彼のこの小さなうめき声が大好きだ。もっと、たくさんそんな声を聞きたくて、懸命に頭と舌を動かす。
「ん、ん……っ!」
いつもよりも早くプラムは達してしまった。口のなかに満ちた精液をごくんとすべて飲み込んで、口もとをぬぐう。
「……プラム様?」
彼まで座り込んでしまった。ぎゅうっと抱きしめられている。少し苦しい。
「……意地悪ばっか言って、ごめんな」
ぼそぼそと聞こえてきたのは弱々しい声。
「おまえとラズールがふたりきりで仲良く勉強してんの見たら、その……」
「ヤキモチ、ですか?」
プラムはチェリーの肩にあずけていた顔を上げて彼女を見つめた。
「……そうだよ。悪いか」
王子を見つめ返す。潤みをたたえた碧い瞳には、いつも一瞬で魅了されてしまう。
「……ラズール様とのお勉強会は、今度からテラスですることにします」
彼の背を抱いて、チェリーは王子の頬に唇で触れた。
「ん、何だよ……。するんならココにしろよ」
自身の唇をポンポンッと指で叩きながらプラムが催促する。
「……じゃあ、目を閉じて」
王子は素直に目をつぶった。
チェリーはふうっと息を吐いて顔をほころばせ、プラムの唇をそっと覆った。
★続きは構想中です。い、いつか、かならずや……( ;∀;)
本編(絵ノベル&電子書籍)もよろしくお願いしますm(_ _)m
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頭上から恐ろしく低い声が降ってきた。その声音があまりに威圧的で、カーペットのうえに向こうずねを張りつけたまま動けない。
明らかに不機嫌な王子を見上げる。するとプラムはどうしてかトラウザーズの前をひらいているところだった。
「あ、あの……? プラム様、なにをなさっているんですか」
「ほ・う・し。するって言った、今朝。忘れたとは言わせないぞ」
「えっと、それは夜に」
「だめだ。ほかの男におまえの大事な部分を見られた罰だ。いますぐやれ」
「だ、だって……! プラム様がこんなことさせるから……。あっ、だめ」
プラムは陰茎をさらしたまま、チェリーのドレスの前ボタンをプチプチと外していった。
真昼の執務室に乳房がおどり出る。丈の短いスカートもめくり上げられてしまった。
ふたりの秘所はすべてさらけ出されている。
(プラム様の……大きくなってる)
なぜ彼の一物はこんなにもふくらんでいるのだろう。
男性はコレを自分の意のままに大きくさせることができるのだろうかと疑問に思って、しかしそれを尋ねようとしたら、プラムは自身をつかんでチェリーの口の前に差し出した。
視線だけで抵抗を試みるが、プラムは態度を変えない。
早々にあきらめて、猛った肉塊を鎮めるべく手に取る。
指示をされなくても、チェリーは肉竿の扱いかたを心得ていた。そんなふうに彼に仕込まれた。
「ん、む……」
根もとに舌を這わせて蛇行させる。陰茎がぴくんと跳ねる。プラムの表情を確かめる。
(よかった、気持ちよくなってるみたい)
先端を舐めまわしたあと、思い切り口に含んだ。
「っ、ぅ」
彼のこの小さなうめき声が大好きだ。もっと、たくさんそんな声を聞きたくて、懸命に頭と舌を動かす。
「ん、ん……っ!」
いつもよりも早くプラムは達してしまった。口のなかに満ちた精液をごくんとすべて飲み込んで、口もとをぬぐう。
「……プラム様?」
彼まで座り込んでしまった。ぎゅうっと抱きしめられている。少し苦しい。
「……意地悪ばっか言って、ごめんな」
ぼそぼそと聞こえてきたのは弱々しい声。
「おまえとラズールがふたりきりで仲良く勉強してんの見たら、その……」
「ヤキモチ、ですか?」
プラムはチェリーの肩にあずけていた顔を上げて彼女を見つめた。
「……そうだよ。悪いか」
王子を見つめ返す。潤みをたたえた碧い瞳には、いつも一瞬で魅了されてしまう。
「……ラズール様とのお勉強会は、今度からテラスですることにします」
彼の背を抱いて、チェリーは王子の頬に唇で触れた。
「ん、何だよ……。するんならココにしろよ」
自身の唇をポンポンッと指で叩きながらプラムが催促する。
「……じゃあ、目を閉じて」
王子は素直に目をつぶった。
チェリーはふうっと息を吐いて顔をほころばせ、プラムの唇をそっと覆った。
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