「さわられたくてたまらないくせに」
ほんの少しだけ乳首から口を離して慎太郎が言った。
「ぁうっ……!」
ああ、やはり彼にはお見通しか、と思いながら、その通りなので否定はせずに触れられるのを待つものの、欲しい刺激はいっこうにやってこなかった。
慎太郎はショーツの上から割れ目をゆるゆるとさするばかりで、核心には触れない。
(照れ屋なのに、いじわるなんだから……っ)
優樹菜は彼のつややかな黒髪をワシワシと両手で揉みくちゃにした。いじわるをされているので、仕返しのつもりだ。
赤い舌をのぞかせ、眉間にシワを寄せて慎太郎が見上げてくる。
じゅううっ、と水音を際立たせて乳首を吸いあげたあと、慎太郎はボサボサ頭のままさらに身をかがめ、床の上に膝をついた。
「……っえ? な、あの……」
指でいじってもらえればいいと思っていたので、彼が脚の付け根に顔を寄せているのは予想外だ。
「俺は口さみしいんだと言っただろ」
やや傲慢にそう言い放ち、慎太郎は優樹菜のショーツをズルリとひと思いに引きおろした。
「んゃっ……」
つい反射的に下半身を押さえる。しかし案の定、慎太郎の両手に払われてしまう。
「吸い心地がよさそうに――いい具合にとろけてる」
下から秘部を凝視され、カッと顔が熱くなった。
もう幾度となく見られているところだけれど、そうそう慣れはしないし、ここが会社だということもあってよけいに羞恥心をあおられる。
慎太郎は優樹菜の柔らかな茂みに額を押し付け、秘裂に舌を伸ばした。
潤んだ裂け目を熱い舌で割られる。
「ん、ふぁっ……!」
ザラザラの舌が淫唇にまとわりついて花びらを割る。秘芯のまわりをレロレロとじれったく這いまわったあと、こぼれた蜜をペロッと舐めあげた。
「ひゃっ! ふぁ、んっ……。ゃ、あぁ……っ」
いまだにさらしたままだった乳房に両手が伸びてくる。淫核を吸うのと同時に乳首をぎゅむっとつままれては、身もだえせずにはいられない。
「脚……もっと広げて」
「ンン……ッ」
下半身の豆粒を素早く往復する舌を心地よく思いながら、背中と両手を壁について脚を広げる。
すると彼はここぞとばかりに口をすぼめて花芽を吸い立てた。
「んぁぁっ! やっ、ゃ、ぁぁ……っ!」
快感と、それから脚を大きく広げて立っているのもあって、体を支える両足がガクガクと震えてきてしまう。
優樹菜がそんな状態になっても慎太郎は吸うのをやめない。じゅううっ、と空気を含んだような音が立ってもなお、しつこく彼女の小さな突起を官能的にさいなみ続ける。
前 へ
目 次
次 へ
ほんの少しだけ乳首から口を離して慎太郎が言った。
「ぁうっ……!」
ああ、やはり彼にはお見通しか、と思いながら、その通りなので否定はせずに触れられるのを待つものの、欲しい刺激はいっこうにやってこなかった。
慎太郎はショーツの上から割れ目をゆるゆるとさするばかりで、核心には触れない。
(照れ屋なのに、いじわるなんだから……っ)
優樹菜は彼のつややかな黒髪をワシワシと両手で揉みくちゃにした。いじわるをされているので、仕返しのつもりだ。
赤い舌をのぞかせ、眉間にシワを寄せて慎太郎が見上げてくる。
じゅううっ、と水音を際立たせて乳首を吸いあげたあと、慎太郎はボサボサ頭のままさらに身をかがめ、床の上に膝をついた。
「……っえ? な、あの……」
指でいじってもらえればいいと思っていたので、彼が脚の付け根に顔を寄せているのは予想外だ。
「俺は口さみしいんだと言っただろ」
やや傲慢にそう言い放ち、慎太郎は優樹菜のショーツをズルリとひと思いに引きおろした。
「んゃっ……」
つい反射的に下半身を押さえる。しかし案の定、慎太郎の両手に払われてしまう。
「吸い心地がよさそうに――いい具合にとろけてる」
下から秘部を凝視され、カッと顔が熱くなった。
もう幾度となく見られているところだけれど、そうそう慣れはしないし、ここが会社だということもあってよけいに羞恥心をあおられる。
慎太郎は優樹菜の柔らかな茂みに額を押し付け、秘裂に舌を伸ばした。
潤んだ裂け目を熱い舌で割られる。
「ん、ふぁっ……!」
ザラザラの舌が淫唇にまとわりついて花びらを割る。秘芯のまわりをレロレロとじれったく這いまわったあと、こぼれた蜜をペロッと舐めあげた。
「ひゃっ! ふぁ、んっ……。ゃ、あぁ……っ」
いまだにさらしたままだった乳房に両手が伸びてくる。淫核を吸うのと同時に乳首をぎゅむっとつままれては、身もだえせずにはいられない。
「脚……もっと広げて」
「ンン……ッ」
下半身の豆粒を素早く往復する舌を心地よく思いながら、背中と両手を壁について脚を広げる。
すると彼はここぞとばかりに口をすぼめて花芽を吸い立てた。
「んぁぁっ! やっ、ゃ、ぁぁ……っ!」
快感と、それから脚を大きく広げて立っているのもあって、体を支える両足がガクガクと震えてきてしまう。
優樹菜がそんな状態になっても慎太郎は吸うのをやめない。じゅううっ、と空気を含んだような音が立ってもなお、しつこく彼女の小さな突起を官能的にさいなみ続ける。