「ああ、いい眺めだ」
綾音の黒いセミロングヘアがさらりと揺れる。彼女がうつむいたからだ。さらけ出された乳房はどこかまだ、いとけない。
ヴヴヴ、とローターの機械音が規則的に響くなか、綾音の呼吸は乱れていた。
(先生が……見てる)
じゅんっ、と下半身の潤みが増す。けれどなかの愛液が外へあふれ出すことはない。なぜならそこも、小さなおもちゃでふたをされている。ショーツを濡らす心配もない。スカートのなかはすぐに素肌。下着はすべて雪谷先生が持っている。
カタン、と音を立てて雪谷が立ち上がる。
机をまわり込んでこちらにやってきた。綾音の目の前に、机に浅く腰かけてたたずんでいる。
先ほどよりも間近で胸を見られているのが恥ずかしい。
「脚……ひらけ」
ぴたりとくっつけていた内股がぴくっと動く。彼が言っているのは、単に水平にひらくというだけではないだろう。
「わかってると思うが、俺によく見えるようにひらけよ?」
「……はい」
まずは横に脚をひらく。それから、縦に動かした。両方のかかとを椅子の座面に乗せると、スカートはパサリと腰のほうへ落ちて、必然的にむき出しの秘部があらわになる。
綾音の淫唇にはうえのふたつと同じ、ピンク色のコードがくわえこまれていた。電源は脚の付け根だ。雪谷がそれを入れる。彼は綾音の蜜壷に埋め込まれたローターの電源ダイヤルを、振り切れるまでいっきにまわした。
「ああっ、ぁ……ッ!」
とうとう三つのローターがすべて動き始めた。こうされるのを、今朝からずっと待ち望んでいた。
雪谷の指先が秘芯めがけて伸びてくる。その先端を見つめているだけで綾音は達してしまいそうになった。
なんて淫らな指先だろう。触れられてもいないのに、その指先がもたらす快感を先まわりで感じて期待してしまう。
「んぁっ……!!」
開け広げに、惜しげもなくぷっくりとふくらんでいた花芽をツンッと人差し指でつつかれた。
それだけで、びりびりと内奥が震えて脱力する。
「光速だな。おまえ……イクの、とんでもなく早い」
「ぅ……っく。だ、って……」
先生が焦らすからだ、と言いわけをしてみたが、それでなにが変わるわけでもない。綾音が達したからといってこの蜜戯が終わるわけではない。
雪谷は綾音の乳首に貼り付けていたローターをふたつとも外して、手のなかにおさめた。
「ほら、いつもみたいに」
雪谷のその声で綾音は立ち上がった。代わりに雪谷が椅子に腰かけ、そのうえに綾音が座る。これがふたりの「いつも」のことだ。
「せん、せ……。下のは、とってくれないんですか……?」
「うん? ……下はいじってくれないんですか、の間違いだろ」
雪谷は嘲笑して、手に持っていたローターの電源を入れた。
「制服のすそ、ちゃんと持ってろ。乳首、いじめてやるから。……好きだろ?」
「ん、ふ……っ」
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綾音の黒いセミロングヘアがさらりと揺れる。彼女がうつむいたからだ。さらけ出された乳房はどこかまだ、いとけない。
ヴヴヴ、とローターの機械音が規則的に響くなか、綾音の呼吸は乱れていた。
(先生が……見てる)
じゅんっ、と下半身の潤みが増す。けれどなかの愛液が外へあふれ出すことはない。なぜならそこも、小さなおもちゃでふたをされている。ショーツを濡らす心配もない。スカートのなかはすぐに素肌。下着はすべて雪谷先生が持っている。
カタン、と音を立てて雪谷が立ち上がる。
机をまわり込んでこちらにやってきた。綾音の目の前に、机に浅く腰かけてたたずんでいる。
先ほどよりも間近で胸を見られているのが恥ずかしい。
「脚……ひらけ」
ぴたりとくっつけていた内股がぴくっと動く。彼が言っているのは、単に水平にひらくというだけではないだろう。
「わかってると思うが、俺によく見えるようにひらけよ?」
「……はい」
まずは横に脚をひらく。それから、縦に動かした。両方のかかとを椅子の座面に乗せると、スカートはパサリと腰のほうへ落ちて、必然的にむき出しの秘部があらわになる。
綾音の淫唇にはうえのふたつと同じ、ピンク色のコードがくわえこまれていた。電源は脚の付け根だ。雪谷がそれを入れる。彼は綾音の蜜壷に埋め込まれたローターの電源ダイヤルを、振り切れるまでいっきにまわした。
「ああっ、ぁ……ッ!」
とうとう三つのローターがすべて動き始めた。こうされるのを、今朝からずっと待ち望んでいた。
雪谷の指先が秘芯めがけて伸びてくる。その先端を見つめているだけで綾音は達してしまいそうになった。
なんて淫らな指先だろう。触れられてもいないのに、その指先がもたらす快感を先まわりで感じて期待してしまう。
「んぁっ……!!」
開け広げに、惜しげもなくぷっくりとふくらんでいた花芽をツンッと人差し指でつつかれた。
それだけで、びりびりと内奥が震えて脱力する。
「光速だな。おまえ……イクの、とんでもなく早い」
「ぅ……っく。だ、って……」
先生が焦らすからだ、と言いわけをしてみたが、それでなにが変わるわけでもない。綾音が達したからといってこの蜜戯が終わるわけではない。
雪谷は綾音の乳首に貼り付けていたローターをふたつとも外して、手のなかにおさめた。
「ほら、いつもみたいに」
雪谷のその声で綾音は立ち上がった。代わりに雪谷が椅子に腰かけ、そのうえに綾音が座る。これがふたりの「いつも」のことだ。
「せん、せ……。下のは、とってくれないんですか……?」
「うん? ……下はいじってくれないんですか、の間違いだろ」
雪谷は嘲笑して、手に持っていたローターの電源を入れた。
「制服のすそ、ちゃんと持ってろ。乳首、いじめてやるから。……好きだろ?」
「ん、ふ……っ」