杏樹は喘ぎ声を漏らさないように自身を律していた。そのぶん、声にならない息遣いが夜の公園にあふれて溶け込む。
「ねえ杏樹、どうしてこんなに丈の短いドレスを着てるの。ほかの男を誘惑するつもり?」
「ちが……っ、言ったでしょ、新しいドレスを買いに行く時間が……っぁ、あ」
「きみのこの白い太ももがずっとさらされてたから、俺は落ち着かなかったよ」
蜜壺をいじっていないほうの手が太ももを撫で上げる。そんなところでさえ感じてしまって、杏樹は喘ぎを漏らす。
「晴、くん……ねえ、帰ってからに……し、よ?」
内股は愛液で濡れている。杏樹もすっかりその気になって、このままやめにはしたくなかった。けれど、昼間は子どもたちが元気に遊ぶこの公園で淫らなことをするのは気が引ける――というか、常識的にあり得ない。
「いいよ……帰ってからも、たくさんしてあげる」
「ひぁ……っ!?」
ドレスを肩口からずるりと引き下げられ、双乳が彼の目に触れる。一瞬、なにが起こったのかわからなくて杏樹は呆然としてしまった。
「やっ、やだ……! こんな……っん、んく」
手のひらで押し潰された乳房はグニャグニャと揉み込まれ、すでに硬く勃ちあがっていた先端がもどかしく震える。女陰をまさぐる彼の指も勢いを増していく。
「やん……っ、あ、ソコ……ッ。だめ、いや……っあ、ん!」
彼は杏樹が感じるところを的確に把握している。いつもは焦れったく責められるのに、今日はやけにストレートだった。
「晴くん……っぁ……せめて、もっと……隅のほうに」
道の真ん中で、というのはいくらなんでも堂々としすぎだ。やめてと言っても無駄のようだから、せめてもっと目立たない場所に移動したい。
「うん。それじゃ……このまま歩こうか。あそこの木の下まで」
晴翔が示した場所まではかなり距離があった。それを、上半身を露出して下半身に指を突っ込まれた状態で歩けと言われているのだ。杏樹は戸惑いながら抗議する。
「待って、いったん服を……んっ、ンン!」
黙れ、と言わんばかりに花芽を強くつままれる。晴翔はあいかわらず笑みを崩さない。こういう時の彼にはなにを言っても聞き入れてもらえない。
杏樹は晴翔の歩調に合わせて、あるいは彼が杏樹に合わせてくれているのかもしれないが、大きな木の下まで歩いた。
そこは外灯が届かない、いっそう薄暗い場所だった。まわりにはほかにも木々が乱立しているから、先ほどまでいた道の真ん中よりはマシだ。
「あれ……どうしたのかな、さっきよりずっと濡れてるね」
晴翔が身をかがめ、草のうえにひざをつく。ショーツをくるぶしのところまで落とされると、濡れそぼった花びらがよけいに疼いて蜜を噴き出す。晴翔はそれをたのしそうに見上げている。
「見ないで……恥ずかしい」
無防備な胸を両手で覆いながら脚を閉じ、杏樹は眉根を寄せた。
「暗くてよく見えないから、恥ずかしがることないよ。脚をひらいて」
閉じたばかりの股間は両手で広げられ、そこに生温かい舌が這う。
「んっ、ぁ……っ!」
肉芽を舐め上げられると、それだけで全身が快感に震えた。
「ねえ杏樹、どうしてこんなに丈の短いドレスを着てるの。ほかの男を誘惑するつもり?」
「ちが……っ、言ったでしょ、新しいドレスを買いに行く時間が……っぁ、あ」
「きみのこの白い太ももがずっとさらされてたから、俺は落ち着かなかったよ」
蜜壺をいじっていないほうの手が太ももを撫で上げる。そんなところでさえ感じてしまって、杏樹は喘ぎを漏らす。
「晴、くん……ねえ、帰ってからに……し、よ?」
内股は愛液で濡れている。杏樹もすっかりその気になって、このままやめにはしたくなかった。けれど、昼間は子どもたちが元気に遊ぶこの公園で淫らなことをするのは気が引ける――というか、常識的にあり得ない。
「いいよ……帰ってからも、たくさんしてあげる」
「ひぁ……っ!?」
ドレスを肩口からずるりと引き下げられ、双乳が彼の目に触れる。一瞬、なにが起こったのかわからなくて杏樹は呆然としてしまった。
「やっ、やだ……! こんな……っん、んく」
手のひらで押し潰された乳房はグニャグニャと揉み込まれ、すでに硬く勃ちあがっていた先端がもどかしく震える。女陰をまさぐる彼の指も勢いを増していく。
「やん……っ、あ、ソコ……ッ。だめ、いや……っあ、ん!」
彼は杏樹が感じるところを的確に把握している。いつもは焦れったく責められるのに、今日はやけにストレートだった。
「晴くん……っぁ……せめて、もっと……隅のほうに」
道の真ん中で、というのはいくらなんでも堂々としすぎだ。やめてと言っても無駄のようだから、せめてもっと目立たない場所に移動したい。
「うん。それじゃ……このまま歩こうか。あそこの木の下まで」
晴翔が示した場所まではかなり距離があった。それを、上半身を露出して下半身に指を突っ込まれた状態で歩けと言われているのだ。杏樹は戸惑いながら抗議する。
「待って、いったん服を……んっ、ンン!」
黙れ、と言わんばかりに花芽を強くつままれる。晴翔はあいかわらず笑みを崩さない。こういう時の彼にはなにを言っても聞き入れてもらえない。
杏樹は晴翔の歩調に合わせて、あるいは彼が杏樹に合わせてくれているのかもしれないが、大きな木の下まで歩いた。
そこは外灯が届かない、いっそう薄暗い場所だった。まわりにはほかにも木々が乱立しているから、先ほどまでいた道の真ん中よりはマシだ。
「あれ……どうしたのかな、さっきよりずっと濡れてるね」
晴翔が身をかがめ、草のうえにひざをつく。ショーツをくるぶしのところまで落とされると、濡れそぼった花びらがよけいに疼いて蜜を噴き出す。晴翔はそれをたのしそうに見上げている。
「見ないで……恥ずかしい」
無防備な胸を両手で覆いながら脚を閉じ、杏樹は眉根を寄せた。
「暗くてよく見えないから、恥ずかしがることないよ。脚をひらいて」
閉じたばかりの股間は両手で広げられ、そこに生温かい舌が這う。
「んっ、ぁ……っ!」
肉芽を舐め上げられると、それだけで全身が快感に震えた。