「やだ、撮らないでよ」
バスローブを肩から落とされる。下肢の裾もはだけているから、身体のほとんどが晴翔の目にさらされている。
淡いオレンジ色の室内灯に照らされた杏樹の裸体は出産を終えて一年がたったいまも女性としての魅力を損なっていない。
「そんなこと言って、ほんとうは撮られたいんでしょ。ねえ、その腕をどけて。きみのきれいなおっぱいをよく見せて」
「や、ん……っ」
晴翔は杏樹の両腕を頭上でひとまとめにして、もう片方の手ですかさずシャッターを切る。パシャリ、パシャリと何枚も連写され、それだけで杏樹は下半身の疼きを大きくさせた。
晴翔は昼間と同じように杏樹にポーズを指示する。横を向いたり、うしろを向いたり。撮られることに慣れてしまった杏樹は脱ぎかけのバスローブがまどろっこしくなって、取り去ろう袖をつかむ。
「だめ、それはそのまま」
レンズをのぞき込んだままの晴翔にピシャリと言われ、杏樹は口を尖らせた。
(こういうときの晴くんって、妙に威圧的なんだよね)
彼とはほんとうに長いつき合いだけれど、晴翔のこういう一面を知ったのはほんの一年前だ。
「そうやってすねて口を尖らせてるの、かわいい。食べたくなる」
「んん……っ!」
ようやく撮影を終えた晴翔はソファに座る杏樹の両脇に手をついて唇を寄せた。むさぼるような口づけが激しすぎて息苦しくなる。
「はあ、なんだかノドが乾いた。水分補給をしなくちゃ」
「ん……? それならミネラルウォーターが冷蔵庫に……って、ちょっと……!」
首すじから鎖骨、それからさらに下降して晴翔の舌はふくらみの頂点にたどり着く。カプリと食らいつき、吸い上げる晴翔。杏樹は喘ぎを漏らしながら身をよじった。
「っや、ぁ……! ばか、晴くんのバカ……ッ! おっぱい飲まないでって、いつも言ってるのに……っ」
晴翔のノドもとがゴクリと動く。彼は先端からの分泌液を飲み込んでいるのだ。
「晴杏のぶんがなくなちゃう……っ。ん、ぁぅ」
「今日は晴杏、たくさん動いたから夜中もグッスリ寝るだろ。だからもっと吸わせて。杏樹のミルクは極上だ」
「やぁぁっ……!」
乳首を吸われているという行為は同じでも娘と夫ではまったく異なる。なんというか、晴翔は吸いかたがいやらしいのだ。舌を器用に使って舐めまわしながら吸い上げてくる。勢いもなかなかのもので、母乳をすべて吸い尽くされてしまうんじゃないかと心配になる。
「はー、うまい。このさきもずっとこのおっぱいを飲めたらいいのに」
「んっ、ぁう……!」
晴翔は口に含んでいなかったほうの乳首をきゅうっと根もとからつまむ。先端からは白い分泌液が飛び出して放物線を描き、乳房に垂れる。晴翔はそれを愛おしそうに眺めて舐めあげた。
バスローブを肩から落とされる。下肢の裾もはだけているから、身体のほとんどが晴翔の目にさらされている。
淡いオレンジ色の室内灯に照らされた杏樹の裸体は出産を終えて一年がたったいまも女性としての魅力を損なっていない。
「そんなこと言って、ほんとうは撮られたいんでしょ。ねえ、その腕をどけて。きみのきれいなおっぱいをよく見せて」
「や、ん……っ」
晴翔は杏樹の両腕を頭上でひとまとめにして、もう片方の手ですかさずシャッターを切る。パシャリ、パシャリと何枚も連写され、それだけで杏樹は下半身の疼きを大きくさせた。
晴翔は昼間と同じように杏樹にポーズを指示する。横を向いたり、うしろを向いたり。撮られることに慣れてしまった杏樹は脱ぎかけのバスローブがまどろっこしくなって、取り去ろう袖をつかむ。
「だめ、それはそのまま」
レンズをのぞき込んだままの晴翔にピシャリと言われ、杏樹は口を尖らせた。
(こういうときの晴くんって、妙に威圧的なんだよね)
彼とはほんとうに長いつき合いだけれど、晴翔のこういう一面を知ったのはほんの一年前だ。
「そうやってすねて口を尖らせてるの、かわいい。食べたくなる」
「んん……っ!」
ようやく撮影を終えた晴翔はソファに座る杏樹の両脇に手をついて唇を寄せた。むさぼるような口づけが激しすぎて息苦しくなる。
「はあ、なんだかノドが乾いた。水分補給をしなくちゃ」
「ん……? それならミネラルウォーターが冷蔵庫に……って、ちょっと……!」
首すじから鎖骨、それからさらに下降して晴翔の舌はふくらみの頂点にたどり着く。カプリと食らいつき、吸い上げる晴翔。杏樹は喘ぎを漏らしながら身をよじった。
「っや、ぁ……! ばか、晴くんのバカ……ッ! おっぱい飲まないでって、いつも言ってるのに……っ」
晴翔のノドもとがゴクリと動く。彼は先端からの分泌液を飲み込んでいるのだ。
「晴杏のぶんがなくなちゃう……っ。ん、ぁぅ」
「今日は晴杏、たくさん動いたから夜中もグッスリ寝るだろ。だからもっと吸わせて。杏樹のミルクは極上だ」
「やぁぁっ……!」
乳首を吸われているという行為は同じでも娘と夫ではまったく異なる。なんというか、晴翔は吸いかたがいやらしいのだ。舌を器用に使って舐めまわしながら吸い上げてくる。勢いもなかなかのもので、母乳をすべて吸い尽くされてしまうんじゃないかと心配になる。
「はー、うまい。このさきもずっとこのおっぱいを飲めたらいいのに」
「んっ、ぁう……!」
晴翔は口に含んでいなかったほうの乳首をきゅうっと根もとからつまむ。先端からは白い分泌液が飛び出して放物線を描き、乳房に垂れる。晴翔はそれを愛おしそうに眺めて舐めあげた。