いくら暖房がきいた部屋にいても、セーターと下着を胸のうえまでまくられてはさすがに寒い。
服を引き下げようとあがいていたら、
「ぅ、んん……っ!」
首すじを舐められて両腕の力が抜けてしまった。
「ココの色は、俺好みだ」
「はっ、隼斗の趣味なんて……。ぁ、う……! し、知らない……も、止めてったら……ふぅ、んっ!」
彼好みと指摘された箇所は指のあいだにはさまれて押し潰されている。
乳房を露出させられて寒いし、不愉快極まりない。
「やめ、て……お願い、はや、と……っぁ、あッ」
「ちゃんと先生って呼べよ。先生、お願いだからやめて下さいって、言え」
早くやめてもらいたい一心で、麗奈は素直に従い、彼の言葉をそのまま繰り返そうとした。
「先生……。も、お願い……だか、ら、やめて……くだ……っあ、あん、んんっ!」
しかし彼の手はいっそう激しく両のふくらみを揺らし、乳頭は天井方向につままれている。
「みだらな姿だな。自分がいまどんなふうになってるか、見てみろ」
乳房をわしづかみにされたまま、背中から押されるように窓際へ歩かされた。
外は真っ暗だから、自分の姿が鮮明に窓面に映る。
やだ、私……何て顔をしてるの。
「や、やめて……っ! お願いだから、ねえ……はふっ、んぅ!」
「……もっとしてもらいたいくせに。この口は嘘ばかりつく」
ツウッと唇を指でなぞられる。否定の言葉を口にできなかった。
窓に映った、上半身がほとんど裸の自分の姿は、彼が言う通り貪欲に快感を求めている女のように見えたからだ。
「もっとよく見ろ。こんなに火照らせて……誘ってるみたいじゃないか」
「んく……っあ、やだ、冷た、いぅっ……!」
背中を押され、身体と窓がピタリと密着し、ガラスにふくらみの頂点が当たった。
冷んやりとした感触にゾクリとしたけれど、この反応は寒かったからっていうだけではないかもしれない。
「興奮してんのか? 耳まで真っ赤だぞ」
耳元でささやく彼を少しでも遠ざけようと、麗奈は首を横に振った。
「なに、ガキみたいに首振って……。おまえは昔からそうだよな」
彼にはいつも言い負かされて、最後にはただ首を横に振るしかなくなる。理詰めでは敵わない。それどころかいまは、身体も自由にならない。
「……やっぱ泣き虫だな、おまえ」
「……っぅく」
悔しかった。なにもかもされるがまま、言い返すこともできなかったから。
「そんな顔すんな。ますます勃っちまうだろ」
視線を感じた。窓に映った隼斗の顔はいつになく真剣で、目があった瞬間、いっそうドクンと身体の中心が跳ねた。
「たつって、なに、が……?」
何気なく聞き返すと、隼斗は目を丸くしたあと、端正な顔を惜しげもなくゆがめて笑い始めた。
「おっまえ、ホント……馬鹿。いまそれを聞くなよ」
「だって……何のことかわかんなくて……、っ!?」
グニッとお尻になにか得体の知れない硬いものを押し付けられた。
「オトモダチとコレの話、しないのか?」
「……っ、隼斗のせいで、そういう話は苦手になったの!」
彼が言ってるのは下の話だというのはわかった。麗奈はそういった類の話は一切タブーで、友人とも下ネタは避けていた。
毎日のように、おっぱいでかくなったかー?を第一声に話しかけられていたら、そういう話が嫌になるのは当たり前だと思う。
「仕方ねえ、責任取って教えてやるよ。男のカラダがどうなってるのか、詳しく……手取り足取り」
言葉の通り両手を取られ、側にあった椅子に座らされた。そして彼の手は太ももにかかっている。
「あ……っ、いやっ、やめ……だ、めっ!」
ジーンズを脱がされまいと、麗奈は脚をバタバタさせて力一杯の抵抗を試みた。
けれど虚しくもあっという間にショーツごとズボンを下ろされてしまい、股間を手で隠していると、履いていたジーンズと一緒にブーツも放り投げられてしまった。
「おっと、セーターくらいは着せといてやるよ。寒いからな」
もはや涙をとおり越して唖然としていた。胸のうえにまくり上げられているセーターでは、ちっとも寒さをしのげない。
「震えてるな。そんなに冷えるのか? 待ってろ、ココをいじればすぐに温まるから」
「ひゃ……っ!」
陰毛に触れられ、一段と鳥肌が立った。こんなところになにかしたって、身体が温まるはずない。
「テキトーなこと言わないでよ……。やっ、なにするの……!?」
「はっ、やっぱりか。自分でシたことないんだな」
「んんっ……!? あ、あ……んっ、くぅ」
股間にある割れ目をグニャリと広げられた。そしてなかの小さな突起をつままれた瞬間、足先が痺れそうになった。
「すげえ濡れてる。なかのほうまでぐっちゃぐちゃ。恥ずかしいやつだな、おまえは」
「や、だ……。あ、あんっ……! ど、どこに指を……はふぅ!」
何だかよくわからない場所に指が入っていく。
小さな突起と同時に指を動かされると、ジワジワとした足先の痺れがしだいに明確な心地よさに変わっていった。
「ココに俺のを挿れるって、わかってるか?」
隼斗はクスクスと笑いながら片手でベルトを外している。そして下半身が露わになり、麗奈は目を見ひらいた。
なに、この大きなの。これって、もしかしなくても……。
「そんなに見んなよ、恥ずかしいだろ」
恥ずかしがっているそぶりなんて微塵もなかった。むしろ見せつけているように思えた。
「さあて……。初体験のおまえのために、もっと濡らしといてやるよ」
上目遣いで視線をよこしたかと思うと、彼は赤い舌をべえっと大げさに出して、ほほえみながら麗奈の双乳に噛み付いた。
服を引き下げようとあがいていたら、
「ぅ、んん……っ!」
首すじを舐められて両腕の力が抜けてしまった。
「ココの色は、俺好みだ」
「はっ、隼斗の趣味なんて……。ぁ、う……! し、知らない……も、止めてったら……ふぅ、んっ!」
彼好みと指摘された箇所は指のあいだにはさまれて押し潰されている。
乳房を露出させられて寒いし、不愉快極まりない。
「やめ、て……お願い、はや、と……っぁ、あッ」
「ちゃんと先生って呼べよ。先生、お願いだからやめて下さいって、言え」
早くやめてもらいたい一心で、麗奈は素直に従い、彼の言葉をそのまま繰り返そうとした。
「先生……。も、お願い……だか、ら、やめて……くだ……っあ、あん、んんっ!」
しかし彼の手はいっそう激しく両のふくらみを揺らし、乳頭は天井方向につままれている。
「みだらな姿だな。自分がいまどんなふうになってるか、見てみろ」
乳房をわしづかみにされたまま、背中から押されるように窓際へ歩かされた。
外は真っ暗だから、自分の姿が鮮明に窓面に映る。
やだ、私……何て顔をしてるの。
「や、やめて……っ! お願いだから、ねえ……はふっ、んぅ!」
「……もっとしてもらいたいくせに。この口は嘘ばかりつく」
ツウッと唇を指でなぞられる。否定の言葉を口にできなかった。
窓に映った、上半身がほとんど裸の自分の姿は、彼が言う通り貪欲に快感を求めている女のように見えたからだ。
「もっとよく見ろ。こんなに火照らせて……誘ってるみたいじゃないか」
「んく……っあ、やだ、冷た、いぅっ……!」
背中を押され、身体と窓がピタリと密着し、ガラスにふくらみの頂点が当たった。
冷んやりとした感触にゾクリとしたけれど、この反応は寒かったからっていうだけではないかもしれない。
「興奮してんのか? 耳まで真っ赤だぞ」
耳元でささやく彼を少しでも遠ざけようと、麗奈は首を横に振った。
「なに、ガキみたいに首振って……。おまえは昔からそうだよな」
彼にはいつも言い負かされて、最後にはただ首を横に振るしかなくなる。理詰めでは敵わない。それどころかいまは、身体も自由にならない。
「……やっぱ泣き虫だな、おまえ」
「……っぅく」
悔しかった。なにもかもされるがまま、言い返すこともできなかったから。
「そんな顔すんな。ますます勃っちまうだろ」
視線を感じた。窓に映った隼斗の顔はいつになく真剣で、目があった瞬間、いっそうドクンと身体の中心が跳ねた。
「たつって、なに、が……?」
何気なく聞き返すと、隼斗は目を丸くしたあと、端正な顔を惜しげもなくゆがめて笑い始めた。
「おっまえ、ホント……馬鹿。いまそれを聞くなよ」
「だって……何のことかわかんなくて……、っ!?」
グニッとお尻になにか得体の知れない硬いものを押し付けられた。
「オトモダチとコレの話、しないのか?」
「……っ、隼斗のせいで、そういう話は苦手になったの!」
彼が言ってるのは下の話だというのはわかった。麗奈はそういった類の話は一切タブーで、友人とも下ネタは避けていた。
毎日のように、おっぱいでかくなったかー?を第一声に話しかけられていたら、そういう話が嫌になるのは当たり前だと思う。
「仕方ねえ、責任取って教えてやるよ。男のカラダがどうなってるのか、詳しく……手取り足取り」
言葉の通り両手を取られ、側にあった椅子に座らされた。そして彼の手は太ももにかかっている。
「あ……っ、いやっ、やめ……だ、めっ!」
ジーンズを脱がされまいと、麗奈は脚をバタバタさせて力一杯の抵抗を試みた。
けれど虚しくもあっという間にショーツごとズボンを下ろされてしまい、股間を手で隠していると、履いていたジーンズと一緒にブーツも放り投げられてしまった。
「おっと、セーターくらいは着せといてやるよ。寒いからな」
もはや涙をとおり越して唖然としていた。胸のうえにまくり上げられているセーターでは、ちっとも寒さをしのげない。
「震えてるな。そんなに冷えるのか? 待ってろ、ココをいじればすぐに温まるから」
「ひゃ……っ!」
陰毛に触れられ、一段と鳥肌が立った。こんなところになにかしたって、身体が温まるはずない。
「テキトーなこと言わないでよ……。やっ、なにするの……!?」
「はっ、やっぱりか。自分でシたことないんだな」
「んんっ……!? あ、あ……んっ、くぅ」
股間にある割れ目をグニャリと広げられた。そしてなかの小さな突起をつままれた瞬間、足先が痺れそうになった。
「すげえ濡れてる。なかのほうまでぐっちゃぐちゃ。恥ずかしいやつだな、おまえは」
「や、だ……。あ、あんっ……! ど、どこに指を……はふぅ!」
何だかよくわからない場所に指が入っていく。
小さな突起と同時に指を動かされると、ジワジワとした足先の痺れがしだいに明確な心地よさに変わっていった。
「ココに俺のを挿れるって、わかってるか?」
隼斗はクスクスと笑いながら片手でベルトを外している。そして下半身が露わになり、麗奈は目を見ひらいた。
なに、この大きなの。これって、もしかしなくても……。
「そんなに見んなよ、恥ずかしいだろ」
恥ずかしがっているそぶりなんて微塵もなかった。むしろ見せつけているように思えた。
「さあて……。初体験のおまえのために、もっと濡らしといてやるよ」
上目遣いで視線をよこしたかと思うと、彼は赤い舌をべえっと大げさに出して、ほほえみながら麗奈の双乳に噛み付いた。